ヤフオクで格安ジャンクノートパソコンを購入して修理する【ThinkPad L540】
なるべく安くノートパソコンを購入したい。
ジャンクPCの修理に興味がある
こんにちは、ハコです。
実は私はこれまで私用でノートパソコンを持ったことがありませんでした。
大学の頃は学校で購入させられたiBookG4を使っていて、現在は会社から支給されたhpのEliteBookを使っています。
パソコンはずっとデスクトップだったのですが、リビングで使う用にずっと欲しくて探していました。
安い新品ノートPCはスペックが低いものばかり、中古でもスペックの良いものはそこそこの値が張ります。
そこでヤフオクでジャンクノートPCを購入して、自分で修理してみようと思い立ちました。
やってみると意外と簡単だったので、興味のある方に参考になればと思い記事にさせて頂きました。
ヤフオクでThinkPad L540を落札
少し大きめのノートパソコンを探していたので、15インチの「Lenovo ThinkPad L540」を落札しました。
ストレージとACアダプターが無い為、別で購入します。
本体価格 5,775円(税込み)
送料 1,100円
合計 6,875円
ジャンクPCをヤフオクで探す時は商品の状態を必ずチェックしてください▼
画面や本体に割れは無いか
電源が入るか
BIOS画面に入れるか
BIOSロックがかかっていないか
PCの電源を入れたときに一番最初にBIOSが起動し、
その後OSが起動します。BIOSロックはOSに入る前にかかるロックの為、
BIOSロックのパスワードを忘れてしまうと、解除はほぼ不可能です。
ACアダプターはamazonで以下の互換性のあるものを購入しました。
2,199円でした。
届いたジャンクPC
落札したジャンクノートPCが届きました。背面には大きな傷も無く比較的キレイ▼
企業の払い下げPCの場合だと、シール跡がついている場合もあります。
キーボードのテカリや文字剥げも無い▼
BIOSにも入れることを確認しました。
ジャンクPC修理工程
修理といってもSSDを換装したり、メモリを増設する程度になります。画面が割れているものや電源の入らないものは修理が難しい為、対象外とします。
バッテリーを外し裏面カバーを開ける
バッテリーを外してからプラスドライバーで裏面のネジを外し、カバーを開けます▼メモリの増設
ThinkPad L540のメモリスロットは2つで最大容量は16GBとなっています▼4GBのメモリが刺さっていた為、家に転がっていた4GBのメモリを増設し、8GBになりました。
斜めに差し込んで押し込むとカチっとはまります▼
ThinkPad L540のメモリ規格
PC3-12800 DDR3L SDRAM SODIMM
SSD換装
キングストンのSSD240GBを購入しました。価格は5,800円
マウンタが付属していたのSSDにマウンタを固定し本体に取り付けます。
※マウンタはなくても問題はないです。
銀色のカバーも残っていたのでついでにかぶせました▼
※このカバーもなくても問題はないです。
OSのインストール
増設したメモリとSSDが正しく認識されているかBIOS画面で確認します。メモリが8GBになっていることが確認できる▼
あらかじめ用意したWindows10のインストーラUSBからインストールを行います。
Lenovo Vantageのインストール
Lenovo製のパソコンの便利な所は「Lenovo Vantage」というツールが用意されているところです。このツールを使えば各種ドライバーのインストールやBIOSのアップデートなどを簡単に行うことが出来ます。
狙い目ジャンクPC
企業で使われているビジネスノートパソコンの払い下げ品が狙い目です。今回のThinkPad L540は15インチで企業用として使われることは少ないですが、
同じThinkPadであればX240が安くで多く出回っています。
また、ThinkPadは裏面ネジを外すだけですぐにメモリスロットやSSDにアクセス出来る為、
ジャンク初心者にも優しいパソコンだと言われています。
ジャンクPCのメリット
格安で購入出来る
2万円の格安ノートPCを新品で購入する場合、CPUがCeleronやAtomでかなり低スペックとなります。
ジャンクPCであれば同じ値段でCorei3やi5等の比較的スペックの高いパソコンを手にすることが出来ます。
メモリやSSDの換装に詳しくなる
自作PCが好きな人やジャンク修理に興味がある人は、修理を経験出来て尚且つ格安でノートPCが手に入るので大きなメリットだと言えます。
ジャンクPCのデメリット
はずれを引いてしまうリスクが高い
落札前にどんなに商品説明をしっかり読んでいても、実際に修理できないものに当たってしまう確率はそこそこあります。
もしも届いた商品が想定しない状態だった場合に、
原因を調べて解決する力が必要になります。
ジャンク品は返品不可
仮にはずれを引いてしまった場合でも、返品することは出来ません。いくら安いものを見つけたといっても、それが修理出来る状態でなければ意味がありません。
中古で買うのとそんなに変わらない
今回ジャンクノートPCの修理にかかった費用は合計で14,874円でした。同じようなスペックの中古ノートPCを探すと大体2万円くらいで売っていました。
5,000円の差とはいえ、リスクや手間を考えるとジャンクPCがめちゃくちゃ得!というわけでもなさそうです。
ただ、PCの修理に興味があり、メモリの増設やSSDの換装をやってみたい人にはオススメしたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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